目次
ヨーロッパ・地中海ほぼ中央に浮かぶ、マルタ共和国。
日本では馴染みがない国かもしれませんが、治安が安定しているので短期留学先におすすめの国です。
また、マルタはヨーロッパの中でも格安で、90日以内ならビザなしでも渡航ができます。
さっそく、マルタとはどのような国なのか、気候・ビザ情報とあわせてみていきましょう!

マルタはヨーロッパを始め、アジア、南アメリカ等、多国籍文化が入り混じる国であるため、マルタで生活するだけでたくさんの文化に触れることができます。
青い海とマルタストーンの白の美しいコントラストは、まるで中世の世界に迷い込んだような感覚。これは日本では絶対にできなかった経験です。島国ならではのチルな過ごし方を体験しながら、フランスまで3時間、イタリアまで1時間のようにヨーロッパの国々に簡単に行き来できるのも旅行好きにはたまりません!
マルタの基本情報!マルタはどんな国?

マルタとはイタリアのシチリア島の南にあり、マルタ島・ゴゾ島・コミノ島の3つの島で構成されている地中海の小さな島国。
美しいコバルトブルーの海と、街全体が世界遺産に登録された首都バレッタが印象的です。
街ごと世界遺産に登録されたマルタのバレッタは、マルタストーンで造られた白い建物と海の青とのコントラストがとても美しい景色が広がっています。
人口約53万人、面積は316㎢で、東京23区の約半分の大きさです。
マルタの公用語はマルタ語と英語、そして通貨はユーロでEUの加盟国でもあります。

マルタ島の「ポパイ村」もチェック!
カラフルな可愛らしい建物と美しい海に囲まれた村「ポパイビレッジ」は、ディズニー映画「ポパイ」のロケ地。バレッタからバスで1時間半ほどで行くことができる。チケット€15で入場でき、飲み物やポップコーンやポストカードが料金に含まれている。まさにマルタの小さなディズニーランド!
マルタの歴史
マルタ島は地中海のちょうど真ん中辺りにあるため、貿易の拠点としたい国々による植民地としての歴史が長い国です。
マルタは紀元前からフェキニアや古代ローマなどによる支配や侵攻を受け、イスラーム帝国・ヨハネ騎士団の統治下のあと、フランス領・イギリス領時代を経て1964年に独立国家に。
さらに、1974年には君主制から共和制に移行して「マルタ共和国」となり、2004年には欧州連合に加盟しました。
マルタ留学の魅力とは?マルタの文化

あまりメジャーではないマルタですが、ヨーロッパで短期留学するならマルタがおすすめなんです。
その理由を以下で詳しくご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
マルタ留学は欧州に比べて安い
マルタは日常の生活費や物価が安いため、欧州に比べて留学費用が安くすみます。
そのため留学先として人気の高いカナダやオーストラリアと比べて、約30%程度費用を抑えられるのでおすすめです。
滞在先も学生寮やホームステイ、レジデンスなどさまざまな方法を選ぶことができて滞在費も安いのが特徴です。
さらに滞在費を抑えたい場合は、物価が安いので自炊をするとかなり滞在費を安く抑えることができるでしょう。
またマルタはバスが網羅しているので、移動手段もバスを使用するとリーズナブルな値段で移動ができます。
ヨーロッパの街並みと地中海を満喫できる
マルタは美しい自然と歴史的建造物などが多くある、ヨーロッパの街並みと地中海を満喫できる島国です。
首都ヴァレッタは街全体が世界遺産に登録されており、街を歩くだけで中世時代の歴史を感じることができます。
またゴゾ島やコミノ島には美しいビーチがあるため、シュノーケリングやスキューバダイビングなどをして地中海を満喫することが可能です。
マルタの人はフレンドリー
マルタの人は、とても陽気でフレンドリーな方が多いのが特徴です。
とてもフレンドリーに接してくれるため、英語を使うことも恥じずにマルタの人と楽しくおしゃべりができるはず。
英語に慣れたら、カフェでスモールトークを楽しむのもおすすめです。
マルタの気候は留学向き!年間通じて暖かい・雨の日が少ない

マルタは、1年中温暖な気候で、年間300日が晴れともいわれるほど雨の日が少ない国。
1年を通して空気が乾燥しているマルタは4~10月までが夏・11~3月までが冬、海沿いは風が強いです。
6月中旬~9月中旬のサマーシーズンは気温の範囲は23~40度、ほとんど雨が振らずカラッとしています。
マルタの夏場は、気温が30度を超える日もあるので、帽子・サングラス・日焼け止めなどの日差し対策が必要です。
12月~2月は朝晩の気温の差が激しく20度を下回る日もあるので、長袖・カーディガンなどで防寒対策をしましょう。

マルタは暑くてもカラッとした気候なのでとても過ごしやすいです。
冬のシーズンは週に2〜3回雨が降りますが、降っている時間は短く、量も少なめな印象です。気温は、一番寒い時で10度程度なので薄めのダウンジャケットがあれば大丈夫です!
マルタの食文化は地中海料理
マルタの食文化は、海産物を中心とした地中海料理です。
マルタ料理にはフェネックやグラマラなどの魚介スープや、地元でとれるシイラという白身魚を使ったランプーキパイがあります。
さらにラビオリやパスタ・アラ・ナポリーナなどのパスタ料理もよく食べられています。
マルタで食べられる地中海料理は、日本人が食べなれた魚介やイタリアンが多いため、食事で困ることはほとんどないでしょう。

マルタの豆知識「マルチーズ」
実は、マルタは小型犬「マルチーズ」の発祥の地。
マルチーズの名はマルタに由来しています。
マルタ共和国のおすすめ観光スポット

マルタ共和国には複数の島があり、そのなかから以下のおすすめ観光スポット3つについて詳しくご紹介していきます。
①ヴァレッタ地区
ヴァレッタ地区はマルタの首都であり、マルタ観光の最大のみどころでもある場所です。
ヴァレッタ地区観光のおすすめは、聖ヨハネ大聖堂や騎士団長の宮殿、アッパーパラッカガーデンやパレス広場などがあります。
とくに、聖ヨハネ大聖堂にある「カラヴァッジョ」の絵画は見逃さないようにしましょう。
またリパブリック通りにはショップやカフェが多く立ち並んでいるため、のんびり街歩きを楽しむことができます。
②イムディーナ
古都イムディーナは、映えるフォトスポットとして人気急上昇中の街です。
はちみつ色の建物が立ち並び、中世の趣を色濃く残している街で「静寂の街」といわれています。
そんなイムディーナのおすすめ観光スポットには、聖パウロ大聖堂やバスチオン広場、ファルゾンなどがあります。
さらに貴族の館を改装した5つ星ホテル「シャーラパレス」は、優雅で落ち着いた滞在を楽しめるので一度は泊まる価値があるホテルです。
③ゴゾ島
ゴゾ島はマルタ第二の島といわれ、牧歌的風景が広がりマルタ島とは違った雰囲気を楽しむことができる島です。
内陸部にある街ヴィクトリアを中心にリゾートエリアやビーチが点在し、観光スポットとして人気がでているゴゾ島。
ゴゾ島の観光スポットのおすすめはブルーホールやチタデル、ジュガンディーヤ神殿やタ・ピーヌ教会、カリプソの洞窟などがあります。
ゴゾ島は観光スポットの見どころが多いため、しっかり楽しむには宿泊するのがおすすめです。
マルタへの行き方は?日本から約15~21時間

日本からマルタへの直行便はありません。
まずは、直行便があるヨーロッパの主要都市へ行き、マルタへの国際線に乗り継ぐのが一般的です。
マルタのビザは?日本人は3か月以内ならノービザでOK

マルタの場合、日本人だと90日以内の滞在はビザ不要です。
ただし、入国時のパスポート残存有効期間は90日以上必要なので注意しましょう。
90日以上滞在する場合は、学生ビザの手配が必要です。
※ビザ申請の観点から、20週間以上の留学を推奨しています
3か月以上(13週~19週間)でも、ビザ申請は可能です。
しかし、書類不備などのトラブルがあるとビザ申請が間に合わない恐れがあります。
マルタ留学する際は、90日以内もしくは20週間以上の留学がおすすめです。
お得に楽しく海外留学・マルタ留学が気になる方へ

マルタ共和国について、基本情報とマルタ留学の魅力を紹介しました。
アメリカ・カナダ・ヨーロッパ留学と比較して、マルタ留学は費用が安く済みます。
そのため、予算が限られた学生・社会人にピッタリの留学先です。
まずはマルタ留学で英語を学び海外の友達をつくり、あなたの人生のステップアップへとつなげてみてはいかがでしょうか?
ands留学マルタでは、マルタ留学経験者・マルタ留学に詳しいスタッフによる丁寧な留学カウンセリングを実施しています。
マルタ留学が気になる方はもちろん、「留学してみたいけれどどの国か迷っている」という方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
あなたにピッタリな留学プランをご提供させていただきます!