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マルタ留学した人の声で、「週末は、気軽＆お得にヨーロッパ旅行していた」というレビューを見たことはありませんか？
マルタ留学中に気軽にヨーロッパ旅行へ行ける理由は、シェンゲン協定。
今回は、シェンゲン協定の基礎知識・マルタ留学生ならではの注意点を紹介します。
マルタ留学が気になる・マルタ留学を控えている方は、ぜひご覧ください。
シェンゲン協定って？（マルタ留学の基礎知識）
シェンゲン協定とは、ヨーロッパの一部の国々が結んだ、国境をかんたんに跨いで生活・仕事・旅行ができるようにする合意のこと。
シェンゲン協定の加盟国であれば、出入国審査なしで自由に行き来できます。
ただし、「あらゆる180日の期間内で最大90日間」と定められているため、90日以上マルタ留学する人は注意が必要です。
シェンゲン協定に加盟しているのは、以下27カ国です。（2023年現在）
オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、クロアチア、スウェーデン、スイス、マルタ
※イギリス・アイルランドはシェンゲン協定加盟国ではないものの、司法・刑事面での協力規定には参加しているため、国境検問所がありません。実質、シェンゲン協定加盟国のように比較的自由な行き来が可能です。
どうして「シェンゲン」と呼ばれるの？由来は？
シェンゲン（Schengen）は、ルクセンブルクにある小さな村の名前です。
もともとシェンゲン協定は、ルクセンブルク・西ドイツ・フランス・オランダ・ベルギーの5カ国で調印された協定。
このときの5カ国の国境にルクセンブルクの村シェンゲンが近かったことから、シェンゲン協定と呼ばれるようになりました。
マルタ留学生にシェンゲン協定が魅力的な理由3つ
マルタ留学生にとって、シェンゲン協定が便利な理由は以下3つ。
・マルタを拠点にヨーロッパへ気軽に行ける
・審査なしで入国でき国境間の移動が楽
・いろんな国を巡ることができ視野が広がる
マルタ留学中、シェンゲン協定加盟国であればビザなしで気軽に行き来できます。
みなさん、週末のおやすみを活用して、イタリア・スペイン・フランスなど旅行を満喫しています。
航空券代が5,000円～10,000円程度なところも、気軽に旅行できる理由のひとつです。
また、ヨーロッパ各国のさまざまな文化に触れることで、新しい発見があり視野が広がるはず。
ヨーロッパ旅行の経験は、マルタ留学後の自分を形成する大切な要素となるでしょう。
シェンゲン協定の注意点（マルタ留学生向け）
マルタ留学生がチェックすべきシェンゲン協定の注意点は、滞在期間です。
シェンゲン協定では、ビザなしで滞在できるのはシェンゲン協定加盟国に入った日から90日と定められています。
これは、マルタ留学の期間とヨーロッパ旅行の期間、どちらも含めた日数です。
学生ビザなしで留学する場合は、マルタ留学＋ヨーロッパ旅行で合計90日以内におさめる必要があります。
なお、91日以上のマルタ留学になると、マルタ到着後に学生ビザ申請が必要です。
「せっかくマルタに来たし、ヨーロッパのいろんな国に行きたい！」という方は、90日を超えないように帰国日を設定しましょう。
マルタ留学後にヨーロッパ巡りをする方は、余裕をもって87日以内におさまるように計画することをおすすめします！旅行先によって要件が異なる場合があるため、入国条件や要件や制約を確認しましょう。
シェンゲン協定を上手に使ってマルタ留学・旅行を満喫しよう！
マルタ留学生必見、シェンゲン協定の基礎知識と注意点を紹介しました。
シェンゲン協定加盟国は、ビザなし・入国審査なしで気軽に行き来できます。
ただし、ビザ免除で滞在できる期間は90日以内という決まりがあることを注意しましょう。
シェンゲン協定を上手に活用して、マルタ留学＆ヨーロッパ旅行を満喫しませんか？
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