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世界の住みやすい都市ランキングの常連、カナダ。
カナダは治安が良く、安心して留学できる場所として人気です。
ただ、治安が良いと言われていても、注意すべきポイントがいくつかあります。
今回は、カナダの治安と注意点について、現地スタッフの声とともにみていきましょう。
カナダは治安が良い!3つの理由【留学前の豆知識】
カナダは治安が良いと言われる理由は、おおきく3つあります。
・銃規制が厳しい
・世界の住みやすい都市ランキングの常連
・穏やかな国民性
それぞれ詳しくみていきましょう。
理由1.銃規制が厳しい
カナダでは、銃を持つことは違法です。
銃の保持が禁止されていることが、治安が良いと言われる理由のひとつになっています。
ただ、カナダはアメリカと接しているため、まれに発砲事件が起こることも。
治安が悪い場所や、怪しい人を避けて暮らしましょう。
理由2.世界の住みやすい都市ランキングの常連
カナダは、世界の中でも住みやすい街ランキングTOP10の常連国です。
英経済誌エコノミストの調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)による「世界の住みやすい街ランキング2022年版」の結果をみると、以下の順位がでていました。
4位:カナダ・カルガリー
5位:カナダ・バンクーバー
8位:カナダ・トロント
4・5・8位に、カナダの街がランクインしています。
ちなみに、日本は10位に大阪がランクインしていました。
他国をみても複数の街がランクインしている国はほとんどなく、カナダが住みやすい街として人気であることがよくわかる結果です。
理由3.穏やかな国民性
カナダの人は、穏やかでフレンドリーな性格の人が多いです。
都心のカフェでは、外国人相手であっても笑いかけるカナダ人がたくさん。
さらに、困っている人がいれば助ける、という国民性があります。
のんびりしている面もありますが、おおらかさや優しさにつながっているのでしょう。
カナダ現地スタッフが語る!カナダの治安の良さ
カナダ・カルガリー在住、ands留学プランナーのRuiです!
カナダは、一人で夜に出歩いても問題ないくらい治安が良いです。
カルガリーだけかもしれませんが、カフェやフードコートで私物を置いて席取りしている人がいるくらい。アメリカだったら速攻盗まれると思います。
あと、私はバスで2回忘れ物をしたのですが、2回とも無事に戻って来たんです。
ただ、盗難の頻度は日本よりあるので、貴重品は必ず持ち歩くようにしています。
特に自転車はよく盗まれるので、鍵を2重でした方が良いです。カナダ人は、盗難防止でタイヤを毎回外してタイヤごと持ち歩く人もいるくらいです!
あとは、どの国でも同じですがホームレスが多いエリアには極力近寄らないようにしましょう。
カナダ・カルガリーで留学をお考えの方は、カルガリーを知り尽くしているRuiが事前に避けた方が良い地域や地域毎の特色など、渡航前オリエンテーションでお伝えします!
ぜひ一度、お気軽にご相談ください!
治安は良くても注意は必要!カナダ留学時の注意点2つ
カナダは治安が良いと言われていても、注意が必要です。
特に、スリ・置き引き。
交通事故にも気を付けてください。
ここでは、スリ・置き引き被害のよくあるケースと、交通トラブル・事故について解説します。
注意点1.スリ・置き引き
カナダでは、外国人留学生を狙ったスリや置き引きなどの軽犯罪が多発しています。
頻発エリアは、留学先として人気なトロント・バンクーバー・モントリオールなど。
よくあるケースが、祭典や音楽フェス、レストラン・バー。
おもに下記のトラブルがあります。
・椅子や机に置いていた鞄が、荷物から目を離した隙に盗まれる
・鞄からスッと財布・スマホが抜き取られる
・クレジットカードのスキミング被害
外国人は現地の人と比べて、現金をたくさん持ち歩いていることが多いです。
外国人とわかるとスリ・置き引きのターゲットになりやすいため、注意が必要です。
注意点2.交通事故
カナダでは、日本にいるとき以上に「交通事故」に気を付けましょう。
実は、カナダは日本よりも歩行者優先がルールとして徹底されているため、歩行者優先で停止する車がたくさん。
ただ、カナダは移民が多い国です。
カナダ以外の国で暮らしていた人が、自国の感覚で運転していることもしばしば。
街中・交通量が多い通りは、周囲に気を配りながら歩行しましょう。
カナダ留学中、トラブルに巻き込まれたら?2つの対処法
カナダでスリなどの被害や事故などが起きたときに役立つ、トラブル対処をしてくれるのは、以下2つ。
・警察、救急
・在カナダ日本大使館
2つの電話番号をおさえて、いざというときに備えましょう。
対処法1.警察・救急は「911」に電話
日本は、警察は110番・救急車は119番です。
しかしカナダは、警察も救急も「911」。
緊急時は、991に電話すると覚えておきましょう。
英語に自信がない場合は、「Japanese speaker, please(日本語が話せる人をお願いします)」と伝えてください。
対処法2.在カナダ日本大使館に連絡
留学初心者で、英語に自信がない方は、カナダにある日本大使館に助けを求めましょう。
【緊急連絡先】
■在カナダ日本国大使館
電話番号: (613) 241-8541
HP:https://www.ca.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
■在カルガリー日本国総領事館
電話番号: (403)294-0782
HP:https://www.calgary.ca.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
■在トロント日本総領事館
電話番号: (416) 363-7038
HP:https://www.toronto.ca.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
■在バンクーバー日本国総領事館
電話番号: (604) 684-5868
HP:https://www.vancouver.ca.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
■在モントリオール日本総領事館
電話番号: (514)866-3429
HP:https://www.montreal.ca.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
外務省の海外安全ホームページでは、カナダ専用の安全の手引きが記載されています。
カナダ留学前には一度目を通しておくと安心です。
カナダ留学の味方!治安情報の調べ方
カナダの治安は本当に良いのか・事件があったのか等、リアルな状況を調べたいときは、以下2つが役立ちます。
・外務省の海外安全ホームページで、危険・スポット・広域情報を調べる
・留学エージェントのプランナーに聞いてみる
カナダへ出発する前に調べておきたいポイントです。
詳細をみていきましょう。
外務省の海外安全ホームページで、カナダの危険スポットをチェック
外務省の海外安全ホームページは、海外生活する日本人の味方。
渡航前はもちろん、渡航後もチェックすることをおすすめします。
海外安全ホームページでは、以下の最新情報を日本語で見ることが可能です。
・危険スポット、広域情報(危険地帯レベル1~4)
・安全対策の基礎情報
・テロ、誘惑の情勢
・安全の手引き
医療事情
危険度が高いエリアや、最近起きた事故・災害の情報をチェックできます。
現地で安全・安心に暮らすために、定期的に訪れたいサイトです。
参考:危険・スポット・広域情報 カナダ|外務省 海外安全ホームページ
留学エージェントのプランナーに現地情報を聞く
留学エージェントによりますが、現地在住の留学プランナーがいることがあります。
もし現地にプランナーがいるならば、最新の治安状況を教えてくれるはず。
ands留学では、カナダ在住プランナーが、「カナダの今」をシェアしています。
カナダ留学・ワーホリに不安がある方は、在住者に相談してみてください。
きっと、カナダへの一歩を踏み切るきっかけになるはずです。
治安が良いカナダに留学・ワーホリしよう!
留学・ワーホリ先で人気のカナダの治安について、詳しく紹介しました。
カナダは治安が良く、住みたい国ランキングでも複数都市が10位以内に複数ランクインしています。
ただ、外国人として暮らすとなると注意は必要。
トラブルがあった際の連絡先をおさえて、カナダを思いっきり満喫しましょう!