目次
ワーキングホリデービザ申請条件の1つでもある医療保険。
医療費は高額なため、カナダに滞在中の「ケガ・病気・事故・歯の治療」など、万が一を考えて必ず海外保険には加入するべきです。
しかし、はじめて海外留学をする場合どの保険会社の保険を選べばいいのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、カナダ留学するときにおすすめの医療保険を比較するだけでなく、日本語対応がある現地保険に加入する方法についてもご紹介します。
保険を使わないで終わることが一番ですが、この記事を参考にしてあなたに最適な保険を見つけてくださいね。
ands現地プランナーのYunaです。カナダの歯医者さんで虫歯の治療をしたら、虫歯1つで300ドルもしました。友達もスケボーでケガをして舌を縫うことになって、850ドルもかかってました…
カナダの保険の種類
カナダに滞在するときに加入できる保険の種類は、主に下記の4つです。
現地の保険や日本の保険に加入するほかに、クレジットカードの付帯保険やカナダの州ごとの保険があります。
ただし、クレジットカードの付帯保険は最大で90日のみ。
保険として使うための条件も厳しくなっており、渡航費用をクレジットカード払いにしたときのみ適用されるカードもあります。
また州ごとの保険も現地に着いてからの申請、さらに長期間住んで働いていることなどが求められます。
そのため、長期滞在する留学の場合は日本の保険か現地保険への加入が必須です。
注意|学生ビザでBC州に滞在
学生ビザで6ヶ月以上BC州に滞在する場合、MPS(州の医療保険)に申請が必須。加入完了まで2〜3ヶ月かかるため、その間は別の保険に入っておく必要があります。
MSP(州の医療保険)の保険料は月額$75ですが、ワーホリや就労ビザを持っている場合は条件を満たせば月額保険料は無料です。
世界の医療事情 カナダ
移民、留学生(ワーキングホリデイ含む)等の加入条件は州によって異なり、加入までのあるいは加入できない場合の医療費は有料になります。高額な医療費請求に備えて、渡航前には旅行傷害保険に加入しておくことをお勧めします。
また、カナダは州によって保険制度が異なるため、滞在する州の保険制度を事前に確認しておきましょう。
日本語で保険のお問い合わせが可能!カナダのBIIS
BIIS(Bridges International Insurance Services)は、1日$1.88から利用できる保険代理店です。
ワーキングホリデーや留学生、ビジターや観光滞在および州政府健康保険の待機期間の方が加入できます。
加入時に出生より15日以上、89歳以下であることが加入の条件で、最高補償限度額も「$25,000、$50,000、$100,000、$500,000」の豊富なプランの中から選択ができます。
歯科治療も、事故による顔面打撲が原因の治療の場合、最高$4,000まで補償。
また、日本語対応もしてくれるので安心して治療を受けられるでしょう。
直接申し込むと保険会社によっては日本語対応していませんので、記事のサイトから覗いてみてくださいね。
BllSの留学保険は1日$1.88から加入できて保険料が安いのが魅力。安くても補償内容もしっかりしているのでいざという時も安心です。
現地の留学保険!医療費をカバーしたい方向け
現地の留学保険は、日本の健康保険のように医療保障がメインの保険。
生命保険や物損などの保証はありませんが、1日単位で加入できるので予算に合わせてプランを選ぶことが可能です。
下記では、カナダでおすすめの留学保険5選をご紹介します。現地保険で医療費のみをカバーしたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
おすすめの保険会社
①Allianz Global Assistance:$2.34~
Allianz Global Assistance公式サイト
ワーキングホリデーや学生ビザ、観光ビザで滞在の方やMSP(BC州の医療保険)の加入待機期間中の方が加入できる保険です。
加入条件は最大で1年間(延長可)で、最小契約金が$20、最高補償限度額は$10,000〜$300,000までになっています。
歯科治療や海外旅行にも対応。
さらに、日本語対応もしてくれるため、治療を受ける際も安心です。
\一番安い保険を比較したい方向け↓ /
②Tugo:1日$1.88
留学生のみが加入できる保険です。
保険に申し込む時点で学校の申し込みが終わっていることが加入条件になります。
加入期間は最低30日から最大で1年間(延長可)で、最高補償限度額は$2,000,000まで。
日本語対応もしており、歯科の治療も事故の場合$6,000まで補償してくれます。
さらに学校在籍期間中は、加入期間中51%以上カナダに滞在していれば海外旅行の補償も可能。
日本の留学保険!条件に合わせて一括比較
日本の留学保険とカナダの現地保険とでは、補償内容が大きく異なります。
カナダの保険は、基本的にケガや病気などの医療費の補償がメイン。
日本の保険は医療費だけでなく入院時の家族呼び寄せ、緊急帰国や死亡保険など、さまざまなリスクに対応したプランのものが多いです。
現地保険より保険料は高くなりますが、補償内容が手厚いので安心感を得られるでしょう。
海外保険Times
海外保険Timesは、日本の留学保険を条件に合わせて一括で比較できるサイトです。
200プラン以上ある日本の海外旅行保険のなかから、自分の希望する条件のプランを無料で一括見積依頼することが可能。
また、見積もりをしたあと、ほとんどの保険会社でオンライン契約ができます。
渡航前から帰国までLINEで無料サポートしてくれるため、はじめての留学でも安心です。
保険をランキング形式で見ることもできるのでわかりやすく、選ぶ基準にもなるでしょう。
さらに、保険タイムズスタッフは海外旅行保険のノウハウが豊富。保険選びに迷ったら、保険タイムズスタッフに相談するのがおすすめです。
必要な補償だけをカバーしてできるだけ安く契約したいなら、条件別に絞って一括見積もりをすれば安く契約できますよ。
カナダの保険に関するよくある質問
保険というのは、日本の保険でもいろいろと複雑そうなイメージがありますよね。
そのため「カナダの保険のことは余計わからない!」と思っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、カナダの保険に関するよくある質問にお答えします。カナダの保険について疑問がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
- カナダの医療費はタダですか?
-
カナダの医療費はカナダ国民は無料ですが、留学や旅行などで滞在する人の場合は無料になりません。
カナダには国民であれば誰でも加入できる「国民皆保険制度」があり、歯科治療やリハビリ、処方薬(入院中を除く)以外の治療費は無料です。
国民皆保険制度はカナダ国民以外が加入することは難しいため、保険未加入で滞在した場合は全額自己負担になります。
- AllianzとTuGoの違いは何ですか?
-
カナダ現地保険のAllianzとTuGoの違いは、加入できる対象者が異なることです。
Allianzは加入対象者が「留学生限定」で、カナダに来ている留学生とカナダ国外に留学するカナダ人が対象の保険。
TuGoは「留学生以外」でも加入できて、1日単位から気軽に加入できる保険です。
- カナダワーホリの保険はいつまで有効ですか?
-
カナダワーホリの保険の有効期間は、契約する保険会社のプランによって異なります。
カナダワーホリの場合はビザの有効期限が1年間のため、最低でも1年間の保険の加入が必要です。
また、滞在が伸びる可能性がある場合は有効期間を延長できるタイプの保険を選ぶのがおすすめ。
- 国民皆保険がない国はどこですか?
-
アメリカには、国民なら誰でも加入できる国民皆保険がありません。
アメリカには65歳以上の高齢者と障害者の医療保障をする「メディケア」と、州政府が低所得者に提供している「メディケイド」だけがあります。
そのため、ほとんどのアメリカ人は民間の保険会社に加入しないと医療保障を受けられないのです。
カナダ留学の保険は期間・内容・予算で選ぼう
本記事ではカナダに留学するときに加入する保険の種類や、カナダの現地保険などについてご紹介してきました。
留学保険は、留学先やプランによって補償内容や制限事項が異なる場合があります。
契約書は難しいことが書いてあるかもしれませんが、しっかり読んで自分のニーズに合う保険を見つけることが必要。
そのためには期間や予算、さらに内容をよく比較して保険を選ぶことが大切です。
自分の未来の不安をカバーできるような留学保険を見つけて、安心して留学生活を送れるようにしましょう。