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「カナダでマナー違反をしたらどうしよう」
「日本とカナダのマナーの違いがわからない」
マナーとは人間関係のなかで必要になる礼儀や行儀作法のことで国によって異なるため、日本には日本の、カナダにはカナダのマナーやルールがあります。
よりよい人間関係を築くためにも、カナダに留学したら現地のマナーに従って行動することが大切です。
しかしはじめてカナダへ留学する場合、マナーの違いやマナー違反をしたらどうしようと不安に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、カナダ留学前に知っておくといい「28のマナー」を掲載しています。
なかには国の違いなど関係なく、人として当たり前かもしれない内容もありますが、ぜひ留学前の心構えとして読んでみてください。

マナーの違いに戸惑うこともあると思いますが、不安に思ったらいつでも相談してくださいね!
相手をリスペクトするのを大切に
カナダは世界中から来た移民で成り立っている国で、さまざまな人種や宗教、文化をもった人がいます。
カナダで生活するために必要なマナーは、多様性へのリスペクトをしつつ主張ははっきりさせるものがほとんど。
そのように相手をリスペクト(尊敬)するのを大切にするのが、カナダ文化の基本になっています。
多様性へのリスペクトというと難しいことのように思うかもしれませんが、相手の気持ちや文化を思いやる気持ちがなによりも大切です。
充実した留学生活を送るためにも、カナダのマナーを守って生活するようにしましょう。
日常のマナー18選

ここでは、マナーのなかでも基本中の基本である日常に必要なマナー18選をご紹介します。
基本的にフレンドリーなカナダですが、「海外」ということもありデリケートな話題や避けるべき表現があるので、しっかり覚えておきましょう。
人の容姿・体型について話さない
カナダでは、人の容姿や体型について話さないことがマナーです。
「あの子美人だよね」「スリムだよね」など、人の容姿や体型などを話すのは相手を不快にさせてしまうのでタブー。
相手の中身を褒めるのが普通の海外では、5分以内に変えられないことは基本的に話さないようにしましょう。
目が合ったら微笑む
目があったら微笑むのがカナダのマナー。
レストラン、カフェ、鏡越しなど、どこでも目があったら微笑むようにしましょう。
これは危ない人を避けるためのもので、挨拶するのと同じ感覚で行います。
チップは払うのがマナー
日本では馴染みが薄いですが、カナダには「チップ」の習慣があるのでチップは払うのがマナーです。

チップは現金払いの時は現金で支払いますが、クレジットカード支払いの場合は端末にチップの金額が選べる画面が表示されます。
カナダではチップは「気持ち」ではなく払うことが「マナー」になっているため、チップは忘れずに支払うようにしましょう。

都市にもよりますが、イートインは払ってテイクアウトの際は払わないタイプが多いです。
基本は下の名前で呼ぶ・イングリッシュネームも活用しよう
日本では親しい人以外は名字で呼ぶのが一般的ですが、カナダでは先生でもホストマザーでも基本は下の名前を呼び捨てで呼びます。
もしも名前が4文字だったり、呼びづらいと言われたらイングリッシュネームも活用してみましょう。
ニックネームで名前をすぐに憶えてもらえば、親密度もグッと上がる可能性があります。

語学学校では、富岡くんはトミーというニックネームを自分でつけてました。小文字が入るような「リュウ」「リョウ」なども呼ばれづらいため、イングリッシュネームをおすすめします。
Fワードは使わない
興味本位で「Fワード」は使わないようにしましょう。
FワードはNG行為!
Fワードとは、英語の汚い言葉の代表でもある「fack」の婉曲表現で、相手を罵倒・侮辱する非常に下品で攻撃的な言葉です。
Fワードは、親しい友人との間では会話のスパイスとして使われることもありますが、はじめましての他人には失礼に当たります。
カナダに限らず、海外ではFワードを使わないことがマナーとして大切です。
ジェスチャーに気をつける
ジェスチャーに気をつけることもカナダでのマナーです。
親指を上げたグットのジェスチャーはOKですが、この手を下に向けたサムズダウンはNG。
さらに、手招きも日本ではこっちにおいでという意味ですが、海外ではあっちに行けという意味になるので注意しましょう。
あいづちを打ちすぎない
日本は「聞いていますよ」という意味であいづちをよく打ちますが、カナダではあいづちを打ちすぎないこと。
海外では日本人のあいづちは多すぎて話しづらいと言われるので、あいづちを打ちすぎないように気をつけましょう。
ちなみにフィンランドでは、ほぼ無言で聞くことが「聞いていますよ」という意味だったりするので、文化の違いを楽しんでみてくださいね。
鼻をすすらない
鼻をすする音が不快になるので鼻をすすらないようにして、体調が悪ければティッシュを持ち歩くようにしましょう。
そして、もしもくしゃみをしてしまった場合は、くしゃみをした後に「Excuse me.」と言うのがマナーです。
人がくしゃみをしたら「Bless you」
親しい間柄(語学学校、ホームステイ先)の人がくしゃみをしたら、「Bless you(ブレスユー)」と言います。
さらに2回くしゃみをしたら、1回するごとに「Bless you」ということが多いです。
慣れないうちは、言われたら「thank you」とだけ言えるようにしておきましょう。
家の中での靴は家主に従う
外国というと室内でも靴のままというイメージですが、カナダではどの家も靴を脱ぐことが多いです。
そのため、勝手に履いたまま歩き回らないように、家に入る前に確認して家の中での靴は家主に従うようにしましょう。
プレゼントはすぐ開ける
カナダでは、もらったプレゼントはすぐ開けるのがマナー。
日本ではもらったプレゼントをあとから開けてもOKですが、海外では受け取ったときの反応を見せるのが一般的なマナーです。
誕生日や日本に帰るときなどプレゼントをもらう機会があったら、すぐに開けるようにしましょう。
バスを降りるときは「Thank you」
カナダ留学中に移動手段としてバスを利用する際、バスを降りるときは「Thank you」と挨拶を言うのがマナー。
また、夜の場合は「Thank you」の後に「have a good nigh」と付け足す方も多いです。
路上飲酒が禁止・アルコールにルールがある
カナダは基本的に路上飲酒が禁止されています。しかし、指定の時間のみOKなパターンがあります。
また州ごとにお酒提供のライセンスが必要なため、サーバー(ホール)の仕事の際はレストランからライセンス取得を求められることも。
さらに飲酒後の運転、喧嘩、泥棒はサーバーの責任になるため、飲み放題メニューはないというようなアルコールにルールがあります。
タバコマナー|屋内は絶対禁煙
州ごとに法律や規制が異なるカナダですが、カナダのタバコマナーは基本的に屋内は絶対禁煙になっています。
とくに、子どもが乗っている車内は禁煙になっているケースが多いです。
また屋外であっても、州や自治体によっては禁煙の場合があるため、タバコを吸う人は注意しましょう。
見知らぬ人と世間話をする
見知らぬ人と世間話をするのは、カナダではよくあること。
とくに電車・バスが来ないときに話しかけられたり、スタバで注文するときに声をかけられたりすることが多いです。
慣れないうちは緊張するかもしれませんが、せっかくカナダに留学しているのですから、コミュニケーションを楽しんでみましょう。
鍵付きトイレが基本
カナダのカフェやレストランにあるトイレのドアは「基本は施錠」なので、利用するときに店員さんに開けてもらう必要があります。
そしてカギを開けるには、店員さんに鍵を借りるか遠隔操作でカギを開けてもらうのですが、遠隔操作の場合はタイミングが合わないと開かないことも。
そのためトイレが少なく鍵付きが多いカナダでは、トイレには余裕を持って行くようにしましょう。
【語学学校】ピーナッツアレルギーのお菓子は持ち込まない
語学学校には、ピーナッツアレルギーのお菓子は持ち込まないようにしましょう。
じつはカナダはピーナッツアレルギーを持つ人が多く、重篤なアナフィラキシー反応を引き起こすリスクが高いのです。
そのため、多くの学校ではピーナッツアレルギーのお菓子の持ち込みを禁止しています。
ホームステイのマナー5選

カナダ留学でホームステイを検討している方もいると思いますが、気をつけておきたいのがホームステイはホテルではないということ。
ホームステイでは家族の一員としてホストファミリーと生活するため、以下で紹介する5つのマナーを事前に知っておきましょう。
まずはホストの意思を聞く(ハウスルール)
ホームステイのマナーとして大事なのが、まずはホストの意思を聞くこと。
日本と同様にカナダでもその家での決まりごとがあり、どんなマナーがあっても一番は家主のハウスルールに従うのが普通です。
たとえば門限やキッチンの使い方、シャワーの時間などは確認しておきましょう。
シャワーは10分以内
「シャワーは10分以内じゃ短い!」と思うかもしれませんが、ホームステイでのマナーの一つ。
カナダの多くの家庭では、温かい水をタンクにためて利用するシステムなので前の人が長いと、次の人は冷たい水になってしまうのです。
そのためシャワーを使う時間を決めている家庭が多いため、使用時間は守るようにしましょう。
自分のことは自分で!+お手伝いをする
ホームステイは親と過ごすのとは違うため、自分のことは自分でするようにしましょう。
留学生のプライベートを守るため、部屋には立ち寄らないホストがほとんどなので、掃除や洗濯は基本的に自分でします。
またご飯を食べたら食器を下げる、洗い物などのお手伝いをするのもホームステイでのマナーです。
報連相は絶対にする
ホームステイのマナーとして、報連相(ほうれんそう)は絶対にするようにしましょう。
ホームステイ先の家庭によっては、ご飯のタイミングや治安の問題などから門限が決められていることがあります。
門限は守るのが基本ですが、どうしても遅くなるときは迷惑や心配をかけないよう、事前に伝えておくことが大切です。
積極的なコミュニケーション
積極的なコミュニケーションを心がけるのも、ホームステイのマナーといえます。
せっかくホームステイしているのですから帰宅後に部屋に引きこもらず、Yes noだけでなく会話を続ける練習をしてホストとの会話を楽しみましょう。
ホームステイしている自分のことを、ホストも気にかけてくれていることを忘れずに。
レストランでのマナー5選

「箸で人を指さない」「和食のときは香水をつけない」など日本人には当たり前のことも、外国人にとっては知らないマナーがたくさんあります。
同じように、日本人が知らないカナダでのレストランマナーもあるため、留学前に現地のマナーを知っておきましょう。
お店にはいったら「Hi」「Hello」の挨拶を
レストランやカフェなどのお店にはいったら「Hello」の挨拶をしましょう。
一言目は挨拶するのが絶対で、そのあとに予約をしていたら名前を伝えます。
また、サービスを受けたら「Thank you」と言うのも忘れずに。
飲み放題は存在しない
カナダのレストランでは、飲み放題は存在しないのが基本。
その理由は飲酒後の運転や喧嘩、さらに泥棒などをした場合はサーバーの責任になるからです。
レストランでの飲酒はお酒を飲みすぎないように、楽しみながら飲んでくださいね。
注文するときはアイコンタクトを
レストランで注文するときは、卓上ボタンはないのでアイコンタクトをして店員さんに来てもらいましょう。
ちなみに、カナダではテーブルごとに担当のウェイトレスが決まっていることが多いため、大きな声を出して呼ぶのはNG。
料理がくるのも日本よりゆっくりめなので、急かさず待つのもレストランでのマナーです。
麺はすすらない
カナダでは、麺はすすらないで食べるのがマナーです。
日本ではそばやラーメンをすすって食べるのが普通ですが、カナダでは音を立てて食べるのは不快に思わせてしまいます。
カナダにある日系のラーメン屋さんであっても、麺をすするのはマナー違反になるので注意しましょう。
お持ち帰りボックスがもらえる
カナダのレストランでは、お持ち帰りボックスがもらえるので食べきれなかったときは持ち帰ることができます。
日本と違って、料理を残さずに持って帰って次の日などに食べられるのはとても便利です。
ただし、持ち帰った料理はなるべく早めに食べるようにしましょう。
カナダのマナーに関するFAQ
ここでは、カナダのマナーに関するFAQをご紹介します。
留学前にマナーのことをよく知るために、ぜひチェックしてみてくださいね。
Q.留学先でのマナーが不安です。
日本とのマナーの違いもあるため、不安に思ってしまいますよね。
けれどマナーはあくまでもマナーなので、失敗を恐れずに少しずつ覚えていけば大丈夫です。
Q.カナダでタブーなことは何ですか?
カナダでタブーなことは、宗教・人種・給料・差別発言、太っている・痩せているなどの見た目について言及すること。
これはカナダに限らず、日本でも相手を傷つける可能性があることなので気をつけましょう。
Q.チップは払わなければいけませんか?
カナダではレストランやタクシーを利用したり、ホテルのポーターに荷物を運んでもらったりしたら、チップを支払うのがマナーです。
チップの相場は会計金額の10〜15%ですが、ファストフードやテイクアウトではチップが不要な場合もあります。
マナーを守って、カナダで出会った人たちと快適に過ごそう

カナダのマナーには日常生活に必要なものから、ホームステイやレストランで守るべきものまでたくさんあります。
なかにはチップの文化やジェスチャーの意味の違いなど、日本とは異なるものもあるので最初は戸惑うことも多いでしょう。
しかし少しずつでもマナーを覚えて守っていれば、カナダで出会った人たちと快適に過ごして留学生活を満喫できますよ。
出国直前には、カナダ領事館の『安全の手引き』もぜひ読んでおいて下さいね。
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カナダのマナーについて不安に思っていることも、留学経験のあるプランナーがお答えいたしますので、お気軽にご相談くださいませ。








