目次
カナダ留学で利用できるワーホリ制度には、一般的な30歳まで利用できるものに加えて「ROワーホリ」と呼ばれる特別枠があります。
このROワーホリは「セカンドワーホリ枠として注目されており、30歳を過ぎた方や2回目のワーホリを希望する方でも申請できるのが大きな特徴です。
ROワーホリの対象年齢は18〜35歳で、すでにワーホリ経験がある人も再チャレンジが可能です。
取得方法は3パターンあり、「指定エージェントを通す」「個人で直接申請する」「語学学校プランを利用する」ことで利用ができます。

カルガリー在住、ands留学カナダのプランナーRuiです!この記事では、通常のワーホリとの違いや取得方法についてご紹介していますので、ROワーホリを検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。
ROワーホリとは
ROワーホリとは、カナダ政府が認定した「Recognized Organization(指定機関)」を経由して申し込む特別枠のワーキングホリデー制度です。
通常のワーホリとは別枠で発行されており、すでに1度ワーホリを経験した人でも2回目の滞在が可能な「セカンドワーホリ」として利用があります。
滞在期間は最大1年間で、働きながら語学学校へ通うことも可能という点は通常ワーホリと同じです。
ただし、申請の仕組みや対象条件に違いがあるため、以下で詳しくご紹介します。
通常のワーホリとの違い
ROワーホリと通常のワーホリには、以下のような違いがあります。

中でも大きな違いは対象年齢で、通常のワーホリは18〜30歳までなのに対し、ROワーホリは上限が35歳まで広がっています。
そのため、年齢的に諦めていた方にとっては貴重な制度です。
ROワーホリの取得方法

ROワーホリの取得方法は、主に3つあります。
ここではそれぞれの特徴をご紹介しますので、デメリットを比較した上で検討してみてくださいね。
ROワーホリの申請方法
① 指定エージェント経由で申請
ROワーホリの取得方法の1つめは、指定エージェント経由で申し込む方法です。
指定エージェントはRO枠を持っており、個人申請よりも当選する可能性が高いと言われています。
ただし費用が高くなる点と、枠の競争率が高い場合は必ず当選できるわけではない点がデメリットです。
② 個人で直接申請
ROワーホリの取得方法には、個人で直接申請する方法もあります。
エージェント料がかからないので費用を大幅に抑えられる一方、英語でのやり取りが必要だったり申請枠が少なかったりすることがあります。
費用を節約したい方には向いていますが、手続きに不安がある場合は注意が必要です。
③ 語学学校プランを利用
ROワーホリの取得は、語学学校を通してRO枠を申し込む方法もあります。
2024年5月から一部の語学学校がRO枠を保有するようになり、学校の申込みと同時にROワーホリ手続きができるようになりました。
カナダで英語をしっかり身につけたい方には、プランが組みやすいためおすすめです。

2024年から開始されたこの語学学校のプランとセットになったROワーホリ申請は、申込が開始されたらすぐに埋まるほど大人気のプログラムです。ands留学では事前申込を受付中ですので、検討している方はお早めにands留学までお問い合わせください!
RO(セカンドワーホリ)以外でのカナダ滞在【Co-op留学】

Co-op留学では、基本的に学習した期間と就労する期間が同じです。
たとえば6ヶ月学習した場合は、6ヶ月の有給インターンがセットになります。
学習する専門分野やインターンは、最短4ヶ月から参加が可能で、Co-op留学のインターン先は学習した専門分野に関連した職種や業種を選ぶ必要があります。
また、カレッジでの通学中は週20時間までならアルバイトも可能です。
勉強と就労がセットになった魅力的なCo-opビザには、下記のような申請条件があります。
カナダのCo-op申請条件
- 高校卒業資格
- 有効な学生ビザを持っていること
- プログラムにインターンシップが含まれている
- インターンシップがプログラムの一環であると学校が証明している
- 就労期間がプログラム全期間の50%を超えないこと
- Co-opのプログラムによっては英語力が必要(TOEIC500点以上)
ROに関するよくある質問

ここでは、ROワーホリに関してよく寄せられる質問をまとめています。
カナダにROワーホリで留学したいけれど、疑問がある方は確認してみてくださいね。
Q.応募はいつから始まりますか?
ROワーホリの募集は、例年1月頃にスタートすることが多いです。
ただし語学学校枠の場合は、学校ごとに異なるので事前確認をおすすめします。
Q.パスポートはどれくらいの有効期限が必要ですか?ワーホリ期間を全部カバーしていないとダメ?
ROワーホリの申請には入国日から1年以上、または滞在予定期間+6ヶ月以上のパスポートの期限が残っていることが条件となります。
もしも期限が不足している場合は、更新してから手続きを進めましょう。
Q.ROワーホリ申請には最低いくらの資金を持っていなければいけませんか?
ROワーホリ申請の際には、最低2,500カナダドル(約20〜30万円)ほどの残高証明が必須です。
ただし実際の生活費も考えると、資金は余裕を持って準備しておきましょう。
Q.往復航空券は必ず購入する必要がありますか?帰国便は後からでも大丈夫?
ROワーホリの申請をする場合、原則として「往復航空券の事前購入」が求められます。
帰国便を後から購入することもできますが、後から購入する場合は「帰国便を買える資金(約30万円以上)」の証明が必要です。
Q.滞在期間をカバーする医療保険は必須ですか?加入証明は求められますか?
カナダのROワーホリでは、滞在期間をカバーする医療保険の加入は必須です。
入国時に保険証書の提示を求められることがあり、未加入だと入国拒否やビザ短縮の可能性があります。
Q.過去に他の国で長期滞在していた場合、健康診断や犯罪証明が必要になりますか?
過去に長期滞在していた国によっては、健康診断や犯罪証明が求められる場合があります。
特定の病気が流行していた地域に長く滞在していた場合に必要になることが多いため、心当たりがある方は早めに確認しておきましょう。
Q.家族やパートナーを同行させることはできますか?
ROワーホリに限らず、ワーホリビザでは家族やパートナーを同行させることはできません。
ただし、それぞれがROワーホリを取得すれば一緒に渡航することは可能です。
Q.ROワーホリの参加費はいつ支払う必要がありますか?支払い方法の制限はありますか?
ROワーホリの参加費は、ビザの取得が確定した段階で支払いが必要になります。
支払い方法は団体ごとに異なりますが、銀行振込・クレジットカードが一般的です。
ROワーホリに悩むなら今から!早めの準備が鍵

ROワーホリは「31歳を超えてしまった!」「一度ワーホリを経験している」という方にとって、大きなチャンスとなる制度です。
ROのポイント
・31〜35歳または2回目のワーホリが可能
・滞在期間は1年間
・申請方法は3種類
・応募開始は例年1月
ROワーホリの応募は1月から開始することが多いため、今から早めに準備をはじめることが大切。
ands留学では「なにから準備をはじめたらいいのか分からない」という方も、留学経験のあるプランナーがしっかりサポートいたします。
ands留学はROワーホリの語学学校プランで対応しているため、ROワーホリでカナダ留学をしようか悩んでいる方はお気軽にご相談くださいませ。









