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カナダのCo-op(コープ)とは、学生ビザのなかでインターンシップに挑戦できる留学制度。
Co-op留学はカナダにしかないビザ制度で「勉強」と「就労」がセットになっており、現在はバンクーバーでのみ可能な留学方法です。
そんなCo-op留学の魅力は、なんと言っても勉強したことを現場で実践できることでしょう。
また、30歳までという年齢制限のあるワーホリビザと違い、Co-opビザは18才以上なら年齢制限もなく社会人でも取得できます。
Co-op留学は学校で勉強しながらカナダ有給インターンができるため、学生と社会人どちらからも人気が高い留学方法です。
こんにちは、うめかです!カナダでCo-op留学し、バンクーバーのスタバで働いていました。海外のディズニーに行くことが夢です!
Co-op(コープ)留学とは
Co-op留学では、基本的に学習した期間と就労する期間が同じになります。
たとえば6ヶ月学習した場合は、6ヶ月の有給インターンがセットになるのです。
学習する専門分野やインターンは、最短4ヶ月から参加が可能で、Co-op留学のインターン先は学習した専門分野に関連した職種や業種を選ぶ必要があります。
また、カレッジでの通学中は週20時間までならアルバイトも可能です。
勉強と就労がセットになった魅力的なCo-opビザには、下記のような申請条件があります。
カナダのCo-op申請条件
- 高校卒業資格
- 有効な学生ビザを持っていること
- プログラムにインターンシップが含まれている
- インターンシップがプログラムの一環であると学校が証明している
- 就労期間がプログラム全期間の50%を超えないこと
- Co-opのプログラムによっては英語力が必要(TOEIC500点以上)
プログラムの種類
カナダの学校のCo-opコースには、さまざまな種類のプログラムがあります。
Co-opプログラムのなかでも、プログラミングやエンジニアリングなどの「IT系」が人気です。
~カナダのCo-opプログラム~
- IT系
- ビジネス・貿易系
- ツーリズム・ホスピタリティ系
- 美容系
海外のインターンでは即戦力を求められるため、学んだ分野・持っている経験が必要になります。
Co-op留学のプログラムは、将来どんな職業に就きたいかを考えて選ぶようにしましょう。
Co-op留学がおすすめの理由5選
Co-op(コープ)留学がおすすめな理由は、下記のような5つのメリットが得られるからです。
カナダのCo-op留学が選ばれるのはなぜ?
- 学んだことをすぐに職場で実践できる
- カナダで有給で働くことができる
- カナダでの就労体験は日本でのキャリアアップにつながる
- 幅広い人脈を築ける
- 長期滞在や就労ビザの取得・移民などの可能性も広がる
カナダのCo-op留学がおすすめなのは、なんと言っても勉強したことを現場で実践できること。
さらに海外で働いた経験は、日本に帰国後の就職や転職活動などに活かせるでしょう。
Co-op留学とワーキングホリデーの違い
留学した渡航先で働けるビザというと「ワーキングホリデービザ」が有名。
ワーキングホリデーは、ビザを取得し最長1年間滞在できるビザで、カナダで最長6ヵ月間就学することが可能です。
対してCo-op留学は、学校を選び、通学を前提にビザが発行され、後半期間はインターンシップをしなくてはなりません。
同じように現地で働けるCo-opビザとワーホリビザには、主に下記のような違いがあります。
Co-opビザとワーホリビザのいちばんの違いは、Co-opビザは学校に通うことを前提としてビザが発行されることです。
さらに、学んだ期間と同じ期間をカナダ現地で就労する必要があります。
ワーキングホリデーは就学期間が決められており、最長で6ヶ月まで。
一方、Co-op留学には就学期間に規制がなく、プログラムによって選択することが可能です。
カナダでの目的や自由度など、ご自身の希望にあわせて選択してみてくださいね♪
ands留学スタッフのCo-op体験談
Co-op留学生の体験談をみると「コープ留学をして良かった」という声が多いです。
カナダにCo-op留学をして、実際に体験した話はとても参考になるのでぜひ読んでみてくださいね。
カナダのCo-op留学に行った生徒さんの体験談
「Co-op留学はワーホリと違って、勉強と仕事の時間がはっきり分かれていて期間も長いのがよかった」という声がありました。
勉強と就労の時間がはっきり分かれていて期間も長いと、仕事開始の準備もしやすいですし、今後の進路も考えやすいのは魅力的ですね。
Co-op留学は、専門的なコースを英語で学び、コースに関係する職種でインターンシップするプログラムです。生徒のAさんの場合は、10か月のカスタマーサービスコースで、5か月間専門学校で勉強し、アパレルで接客していました!
カナダのCo-op留学に関する注意点
カナダのCo-op留学には、いくつか注意点があります。
まずは、カナダでインターンシップができるかどうかは確約ではないことです。
日本でもそうですが、カナダは日本以上に未経験の場合は現地での就職も厳しくなっています。
さらに円安と物価高も相まっているため、カナダ現地で就職できなかった場合も考えて金銭的余裕は持っていたほうが安心です。
就職するためには、ボランティアなどで経験と実績を積んだり、ビジネスレベルの英語力を先に身につけたりしておくことが重要です。
英語のレベルやスキルが重要になるので本出発するまでの期間に勉強しておきましょう。カナダはスキル重視のため、スキルが満たない場合クビになる可能性は十分あります。
co-opに関するよくある質問
ここでは、Co-op留学に関するよくある質問についてご紹介します。
Co-op留学を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- カナダのCo-op留学でいくら給料がもらえますか?
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カナダの時給は、州によって異なります。2024年7月現在、BC州バンクーバーは17ドルが最低時給です。
Co-op留学では、座学期間は週20時間のアルバイトで就労が見込めます。
そのためバンクーバーの場合だと、週20時間なら月1360ドルの給料がもらうことが可能です。
注意
2024年3月の時点での平均家賃はシェアハウスで1000ドルは超えてくるため、物価や生活費についても調べておきましょう。
- カナダのCo-opビザの申請条件は?
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カナダのCo-opビザを申請するには、まずは有効な学生ビザを持っていることが大前提です。
そのほかには、プログラムにインターンシップが含まれていること。インターンシップはプログラムの一環であると、学校が証明していることが必要です。
さらにインターンシップ期間が、Co-op留学全期間中の50%を超えないこともビザの申請条件。また、プログラムによっては「TOEIC500点以上」など、英語力も必要になります。
- Co-opとインターンシップはなにが違いますか?
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Co-opはカナダのビザ制度の1つで、インターンシップは見習いとして企業実習や就労体験をする一般的な名称のこと。
現在のところ、日本人がカナダでインターンシップのみができるビザはありません。
そのため、日本人がカナダで有給インターンシップとして働きたい場合は、Co-opビザを取得する必要があります。
- Co-op留学の1年の費用はいくらですか?
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Co-op留学の1年の費用総額は約28,800ドル、1ドル110円で換算した場合日本円で約320万円程度になります。
Co-op留学に必要な学生ビザは、申請時に滞在期間中の生活費の資金が十分あることの証明が必要です。そのため1年間の場合は、約280万円程度の資金を準備しておくといいでしょう。
また、有給インターンシップがプログラムされているCo-op留学は、現地収入を得られるので約180万円程度の資金回収が可能です。
- Co-opプログラムの期間はどれくらいですか?
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Co-opプログラムの期間は選ぶコースによって異なりますが、1年の就労期間がある2年間のプランを選択される方が多いです。
CO-OPは、学校に通う期間と同じ期間の就労がセットになっているプログラム。
短いコースだと学校に3ヶ月+就労で3ヶ月の計6ヶ月のプラン、長いコースだと1年+1年の計2年間のプランがあります。
Co-opプログラムの期間の一例
・3か月学習+3か月有給インターンシップ(計6か月)
・6か月学習+6か月有給インターンシップ(計1年間)
・1年学習+1年有給インターンシップ(計2年間)
Co-op留学で有給のインターンをしよう
カナダのCo-op留学とIELTSについて、特色・魅力を解説しました。
カナダに留学するなら、目的に合わせたCo-op留学で有給のインターンをするのがおすすめです。
しかし、はじめて留学をする場合、渡航前の準備や現地でのことなど不安に思うことも多いですよね。
実際に、留学には失敗もありえるため、失敗しないためには失敗談を読んだり不安を解消することが大切です。
ワーホリとCo-op留学ではそれぞれ条件がありますが、何よりもあなたのしたいこと・気持ちが最優先。
ands留学では「留学ちょっと気になる」を実現するためのお手伝いをしますので、ぜひお気軽にご相談ください。